IPS 2026 Fukuoka
IPS 2026 Fukuoka

ご挨拶

IPS2026 大会趣旨
ONE EARTH, ONE SKY

 人類の歴史を通じて、私たちは独自の言語と文化を持つ多様な社会を築いてきました。そして今日、私たちは「ひとつの地球とひとつの空」が全人類にとって不可欠であるという共通の認識を共有しています。持続可能な社会の実現という課題に直面する中で、多様な社会を超えた国際的な協力がこれまで以上に重要になってきています。

 IPS 2026 福岡では、人類が作り出した地球と空を見るための装置であるプラネタリウムに関わる世界中の仲間が集い、明るい未来のためにこの協力関係を強化したいと願っています。

 新しい何かが生まれる街、福岡。交流・暮らしに適した立地を活かし、2000年以上前の時代からヒト、モノ、情報が集まる都市が形成されました。また、国際交流拠点であった博多湾を中心に、海や陸を通じた各地とのつながりのなかで発展し、豊かな歴史文化を形成、現在の福岡市へと発展を続けてきました。さまざまな異文化に触れてきた風土から、柔軟性と新しいものを創り出す気質がこの街の特徴ともいえます。

 日本のプラネタリウムは世界から見ても独自の進化を遂げてきたと言われます。先人より受け継がれてきた光学式の生解説投映を大事にしながらも、最新の人気アニメとコラボしたプラネタリウム作品も多く上映しています。IPS 2026 FUKUOKA では、そんな日本のプラネタリウムをユニークで新鮮なものとして感じてもらうことができるかもしれません。日本の参加者にとっても、海外から訪れるプラネタリアンの考え方や表現が、斬新で刺激的なものとして映ることでしょう。大勢の人が一つドームの中で多種多様な価値観を享受できるのもプラネタリウムの魅力のひとつです。

 IPS 2026 FUKUOKA は、プラネタリウム誕生 100周年の後に開催される最初の大会です。世界のプラネタリアンが福岡のひとつの空の下に集い、次の 100年に向けて新しい創造ができる Conference を目指します。

Tetsukazu Yahara

Tetsukazu Yahara

福岡市科学館館長
IPS 2026 FUKUOKA HOST
国内組織委員会 組織委員長

Youhei Fujikake

Youhei Fujikake

Head of the secretariat
IPS 2026 FUKUOKA LOC
国内組織委員会 事務局長